『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など数々のスタジオジブリ作品の美術監督を務めた武重洋二さんを講師にお迎えして、ナイトツアーを開催しました。

前半の30分はスライドを見ながら、アニメーションがどのように作られるのかというお話を聴きました。
普段は聴けないような制作にまつわるエピソードをたくさんお話ししていただき、感嘆と笑い声の絶えない時間となりました。


場が温まったところで、いざ会場内へ。
各作品の制作時のエピソードをご紹介いただきながら、展示室を巡っていきます。



誰もいない夜の展示室は静かで、昼間よりも何だか少しだけ特別な空間のように感じられます。
武重さんは、参加者のみなさんからの質問に対して丁寧に答えてくださり、会場内はゆったりとした空気が流れていました。


ツアー後のアンケートでは「実際に作品を作っている方からお話を聞くことができてよかった」「普段はなかなかできない体験ができた」といった嬉しいお声を沢山いただきました。

| ジブリの立体建造物展 | 07:30 PM | comments (x) | trackback (x) |

熊本市立山本小学校の1–2年生の皆さんが、アートバスを利用して美術館に来てくれました。午前中は美術館内の探検ツアーののち、「ジブリの立体建造物展」を鑑賞。午後からは、ワークショップ「光るまちをえがこう」として、自分が住みたい家や街などを描きました。
秘密基地やお城、展覧会でみた建造物など、次々とイメージが広がりました。中盤からは混色に夢中。用意されていた赤、青、黄、緑の限られた蛍光色から、オレンジ、紫、さらには茶色まで作りだしました。完成した絵を暗い部屋に並べ、ブラックライトを点灯。すると、まるでイルミネーションをつけたかのように描かれた建物たちが光り、「きれい!」と歓声があがりました。





| ようこそCAMKへ! | 04:59 PM | comments (x) | trackback (x) |

今回のワークショップは12組の親子がご参加下さいました。
講師は、当館で「肥後六花プロジェクト」の作品を展示中の現代美術作家・今田淳子さんです。

今田さんは、2月にお米を素材にした子育てひろばのワークショップを行いました。
【2月ワークショップ「親子でアートを楽しもう」】
http://camk.glide.co.jp/blog/index.php?eid=2228

今回は、「ヨーロッパの食文化」版として、「小麦粉」を使ったワークショップを開催。
初めに、小麦粉から作られるスパゲッティ、ピザ、パンなど、子どもたちの好きな食べ物をスライドに映しながらお話をされました。西洋では麦は「家族」を象徴するそうです


ワークショップがスタート!
まずは、台所用のネットに小麦粉を入れて、黒い画用紙の上で振るってみます。
雪が降り積もったような画面は、指であし跡を描いたり、車が通ったような車輪の跡を描かれました。今度は、糊で絵を描いて小麦粉を降りかけると、白黒反転の絵の出来上がり。

最期は、水と食塩、油を混ぜて、小麦粉粘土を作りました!
小麦粉が粘土状になっていく触感を楽しみながら、食紅で赤や青の色をつけると、これから作りたいものがたくさん浮かんでくるようでした。
ワークショップでは、顔に粉をたくさんつけながら子どもたちが夢中になっている姿がとても楽しそうでした。


| 街なか子育てひろば | 11:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

南阿蘇えほんのくに運営員会主催による「第11回 南阿蘇えほんのくに誕生祭 笑顔とどける ブルービーフェスタ」が行われました。
当館ホームギャラリーでは、その最後のイベントとして2010年ショパン国際ピアノコンクールにて優勝に輝いたモスクワ出身のピアニスト、ユリアンナ・アヴデーエワさんの演奏による「復興応援ピアノコンサート」を開催されました。

演奏曲は、創作主題による32の変奏曲/ベートーベン、ピアノソナタ第26番 変ホ長調 作品番号81a『告別』/ベートーベン、バラード第2番 ヘ長調/フレデリック・ショパン、ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53 ※通称『英雄ポロネーズ』/フレデリック・ショパンの4曲。


会場には小さなお子さんを抱いた方も多く、芯のある美しい演奏からは、爽やかな元気をもらいました。

| ホームギャラリー | 04:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

芳野小学校の3年〜6年の36人の皆さんが、アートバスを利用して美術館にやってきてくれました。午前中は探検ツアーと「ジブリの立体建造物展」の鑑賞。
午後からは、アーティストの林浩さんを講師に「100万円札を作ろう」のワークショップを行いました。まずお札の出来るまでのビデオを見て、その後、実際のお札を虫眼鏡やルーペで観察します。「こんなところにまで文字が!」という思わぬ発見があって皆びっくり。その後、観察を活かして大きな紙に自分だけの「100万円札」を作りました。自分の顔あり、戦国武将あり、好きなキャラクターありの楽しいお札がたくさん完成していました!

 

| ワークショップ | 07:18 PM | comments (x) | trackback (x) |
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