インターナショナルアドバイザー

世界の様々な地域から、国際的な展覧会の企画者(キュレーターといいます)、研究者、ジャーナリストをしている2名の専門家が、熊本市現代美術館のアドバイザーを務めています。 2年間の任期のあいだ、世界の美術情報の提供や、熊本市現代美術館発行の年鑑誌「アート・ガマダス  Art Gamadas」への論文寄稿のほか、熊本での講演会などを通して活躍しています。

2002−2004年|2004−2006年2006−2008年2008−2010年

ジュリアナ・エングバーグ顔写真

ジュリアナ・エングバーグ
Juliana Engberg

キュレーター、作家、発行者、デザイナー。 メルボルン・フェスティバル視覚芸術プログラム 2001−2003 のキュレーター。2000 - 01年にはイギリスのスパイク・アートスペースにおいて、キュレーター部門での最初のレジデントとなる。メルボルンの近代美術(Heide)、オーストラリア現代美術センターのキュレーター、モナッシュ大学ギャラリー副館長、およびメルボルン大学の現代造形美術ギャラリースペースであるユーイング&ジョージ・ペイトン・ギャラリーのディレクターなどを歴任。RMIT大学の建築および美術史の非常勤教授、グラスゴー美術学校の客員評論家、ゴールドスミス・カレッジの在外教師も務める。

リン・ガンパート

リン・ガンパート
Lynn Gumpert

1977年、ミシガン大学修士課程修了(美術史専攻)。ソルボンヌ大学に留学。帰国後、ジューイッシュ・ミュージ アムのアシスタント・キュレーター。ニュー・ミュージアムオブコンテンポラリーのキュレーター(1980-84)及びシニアキュレーター(1984- 88)を歴任。ロサンジェルス現代美術館のコンサルタントも務める。
1989年〜1991年には「Beyond the Frame」展のゲスト・キュレーターとして来日し、東京、大阪、福岡にて現代アメリカンアートを紹介。現在ニューヨーク大学、グレイ・アートギャラリー館長。

ヴィクトール・ミジアーノ顔写真

ホー・ハンルー
Hou Hanru

1963年中国広州生まれ。
パリに拠点を置き、美術批評家、インディペンデント・キュレーターとして活動。アムステルダムのライクスアカデミーで教鞭を執るかたわら、ウォーカー・アートセンター(アメリカ、ミネアポリス州)では国際アドバイザーを務める。
Flash Art International 誌のフランス・コレスポンデントとして寄稿。

ハイディ・ベネガス顔写真

サラ・ハッサン
Salah M.Hassan

コーネル大学美術史学科長、アフリカ研究のアフリカ及びディアスペラ美術史、視覚文化学の教授。
NKA:Journal of Contemporary African Artの発刊、編集を行い、African ArtsとAtlantica では編集顧問も務める。

ハイディ・ベネガス顔写真

サラ・マハラジ
Sarat Chandra Maharaj

南アフリカで生まれ、オランダ、イギリスで美術史を学ぶ。 現在はロンドン、ベルリン在住。2002年のドクメンタ11の共同キュレーター。ロンドン大学のゴールドスミス・カレッジの教授で、ベルリン・フンボルト大学の招聘教授も務める。 世界各地の展覧会や日本では北九州のCCAなどで講演を行っている。

ハイディ・ベネガス顔写真

ボヤーナ・ペイジ
Bojana Pejic

1948年、旧ユーゴスラヴィアのベオグラードに生まれる。
ベオグラード大学哲学科で美術史を学ぶ。ベオグラード大学学生文化センターのキュレーターとして様々な展覧会の企画、また美術理論誌Momentの編集に携わり、フランス、オーストリア、ポーランド、ドイツ等で講演活動を行う。1991年、祖国を離れ、ベルリンに活動拠点を移す。以後、美術評論家として、Art Forum、Art Press、Siksi、neue bildende kunst など世界の美術評論誌に評論を発表。
またキュレーターとして多くの展覧会、シンポジウムを組織している。

ハイディ・ベネガス顔写真

アンダ・ロッテンバーグ
Anda Rottenberg

1971年ワルシャワ大学卒業。美術史家、美術評論家、キュレーター。 1973-86年にかけてポーランド科学アカデミーで近現代美術研究。 EGIT アート財団(1986)、ワルシャワ・ソロス現代美術センター(1992)芸術振興財団(1998)を設立したほか、1990-91年は文部省の芸術部長、93-2001年はザヘンダ国立現代美術ギャラリーの館長を務めた。1994-2000年は国際美術評論家連盟の副会長。

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