熊本市現代美術館について

ご挨拶

熊本市現代美術館は九州では初めての「現代美術館」として、平成14年10月にオープンいたしました。

  1. 現代の芸術と世界の美術を通し、人間のありようを検証する美術館。
  2. 「衣食住」の視点から、芸術表現を考える美術館。
  3. 熊本、そして九州に根を下ろして表現活動を続ける芸術家を応援する美術館。

この3つの基本理念に立ち、知識や教養のためだけでなく、ただそこにたたずむだけで、今を生きる勇気が心に満ち溢れるように、あたたかな人間回復の家であることを目指し、誰でも体と心を休めることのできる、美術館の半分を占める無料の「ホームギャラリー」の設置をはじめ、これまでの美術館の常識を覆すアイデアと手作りの実践によって、新たな美術館の可能性を追求し、国内外から高い評価をいただいてまいりました。 今後も一層市民の皆様に親しまれ、熊本市民の誇りとする美術館をめざし、最大限の努力をしてまいる所存です。どうぞ、熊本市現代美術館へおいでください。私たちはいつでも皆さんをお待ちしております。

事業概要

熊本市現代美術館は、すべての人に開かれています。 ただ知識や教養としての美術を展開していく美術館にとどまらず、そこにたたずむだけで、今を生きる勇気が心に満ちあふれるような、温かな人間回復の「ホーム」として、次のような美術館を目指しています。

  1. 展覧会の開催
    国際的な展覧会から、地元の美術を歴史的に検証する展覧会まで、現代的な問題意識に立脚した様々な展覧会を開催する。
  2. 美術品等の収集、保管、展示
    21世紀を象徴するであろう、同時代の「世界」、「日本」、「熊本」の現代美術を収集、保管し、順次、展示紹介する。
  3. 教育普及事業
    キッズファクトリー(子供用アトリエ)を拠点にした、独自のプログラムによる子供たちのための教育普及事業を中心に、あわせて出版、イベントなど、市民のニーズに応えた様々な事業を展開する。
  4. 調査研究
    世界の現代美術館、大学などと連携を取りながら、国際的な水準を堅持した美術研究施設として、国内外の美術から地元の美術まで、幅広い研究を行う。

沿革

2002年10月12日 熊本市現代美術館が開館する。
2002年3月 上通A地区市街地再開発ビル建築工事が竣工し、美術館部分が熊本市へ引き渡される。
2001年12月 「熊本市現代美術館条例」が制定され、美術館の管理運営を財団法人熊本市美術文化振興財団が行うこととなる。
2000年4月 熊本市企画調整局(現企画財政局)内に「美術館設立準備室」が設置される。
2000年1月 美術館が建設される、上通A地区市街地再開発ビル建設工事起工式が行われる。
1999年3月 熊本市美術館建設検討委員会より最終答申書「熊本市美術館の目指すべき構想について」が提出される。
1998年7月 熊本市美術館建設検討委員会より美術館の建設構想を示した中間答申書が提出される。
1997年9月 美術館建設の基本的考え方及び機能・活動等を検討するため「熊本市美術館建設検討委員会」が発足する。
1997年4月 熊本市企画調整局企画広報部文化振興課(当時)内に美術館建設プロジェクトが設置される。
1997年3月 熊本市議会にて上通A地区第1種市街地再開発事業に参画し、美術館を建設することを表明する。
1993年6月 井手宣通画伯のご遺族から熊本市へ、同氏の主要な作品が寄贈されたことを発端として美術館建設計画が始まる。
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