ストリートアートプレックスによる「大道芸2017」が開催されました。
今年の現代美術館会場では、マネキンアートユニットのsho_maaと、クラウンのサムくんとメロンちゃんが登場しました。

1組目のパフォーマンスの前に、ストリートアートプレックスでおなじみのロービング・パフォーマー、un_paさんが会場にやってきてくれました!
全身銀色でロボットのような、宇宙人(!?)のようなun_paさんが館内を回遊すると、周りにはたくさんの人たちが集まりました。



そして、sho_maaのパフォーマンスが音楽とともスタート。
いつもは絵の中で暮らしている2人のマネキンが現実に飛び出すと、不思議な雰囲気に包まれました。
まるでお人形のような2人に思わず近づきたくなります!お客さんが近づいていくと、バッグの中からカードやキャンディが出てきてプレゼントしてくれました。


サムくんとメロンちゃんは、ユニークな妖精とねこを連れて登場。
バルーンアートやハンカチのマジックで会場を楽しませました。
ビーチボールのスイカ割りでは、いたずらをしたサムくんがメロンちゃんに追いかけられたり、お客さんを巻き込んでのパフォーマンスに会場中がどっと笑いであふれました。



| ミュージック・ウェーブ | 01:00 PM | comments (x) | trackback (x) |



当日は平日にもかかわらず、満員御礼の大盛況ぶりとなりました。
劇中には、観客も葉っぱとなって一緒に踊る場面があり、公演前に土器屋さんが満員御礼の観客に向けて「隣の方をなぐらないように」とコメントすると、会場はどっと笑いに包まれました。

音楽劇として上演されたのは、熊本市出身の絵本作家、葉祥明さん原作の「リトル・ツリー」。森に生まれた幼い木「リトル・ツリー」が、山火事に遭いながらも、森のみんなと支え合いながら成長する姿を描いた物語。「私は私になる」という難しいテーマながら、ピアノやヴァイオリン、ドラム、パーカッションなどの生演奏の楽しみも加わり、世代を超えて楽しんで頂けたようでした。



「震災によって心に傷を負った子供たちを、歌と踊りで支えることができないか」と、ミュージカル俳優として活躍中の土器屋利行を中心に立ち上げられたこのプロジェクトは、多くの方からのご協力により、益城町飯野小学校・御幸小学校などをはじめとして熊本市内の小学校を中心に約一週間8か所で巡回公演されました。
傷つきながらも多くの仲間に支えられ前を向く「リトル・ツリー」の物語にふさわしいプロジェクトとなったようでした。

『リトル・ツリー』
【原作】葉祥明 【演出】白峰優梨子 【作 詞】シーラ 【脚 本】中川千英子 【作曲・ピアノ】吉田佐由子 【バイオリン】千葉裕之 【パーカッション】赤羽拓真 【キャスト】青木さおり・川井佐知子・土器屋利行・早川久美子・溝渕俊介(50音順)
《企画・運営》Little Tree くまもと製作委員会 《協力》北鎌倉葉祥明美術館

| その他 | 03:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

シリーズ第709回

「トップ・ハット」1935年/アメリカ映画/99分

※2回目の上映は、17:00〜@ホームギャラリーです

| 月曜ロードショー | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

コレクション展出品作家の稲原豊命さんと田中栄一さんに「写真とは何か?」というテーマでお話しいただきました。



お二人が写真の道に進むきっかけ、今回の展覧会に出ている作品はどのような背景があって撮られたものなのか、熊本地震の発生からもうすぐ1年を迎えるにあたって思うこと、お互いの作品について語る……など、盛りだくさんな内容となりました。

元々は画家志望だったという田中さんのエピソードには会場中から驚きの声が。絵画とは違う写真の良さに惹かれ、さらには「これを撮りたい!」と強く思うような被写体(風景)との出会いがあったのだそうです。

印象的だったのは「今、写真にはデジタルとフィルムと大きく分けて2種類のものがあるけれど、それをどう使い分けているのか」という質問に対して「今、デジタル写真が普及してみんなが簡単に写真を撮ることができるようになったけれど、やはりじっくりと時間をかけて撮るフィルム写真の良さにはかなわない」とおっしゃっていた稲原さんの姿です。
長く第一線で活躍されている写真家の、写真に対する大きな愛を感じました。

| CAMKコレクションvol.5 くまもとのお宝展 | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

今をときめく、音楽プロデューサー・ベーシストの亀田誠治さんと司会者に今野多九郎さんをお招きしたイベントが開催されました。
タイトルは「特別授業 亀田誠治さんになんでも聞いてみよう!」。事前に募集した質問の中から、時間いっぱいまで亀田さんがお答えして下さいました。

質問は、日々の生活、音楽のこと、人生相談、素朴な疑問など様々に、
「今年受験生だがやる気がでない」「失敗したときの気持ちの切り替え方は?」「ツイッターで亀田さんが「笑福」と毎朝つぶやくのはなぜか?」など、たくさん寄せられました。
「自分を好きになるには、好きな物で周りをかためること」「笑いが笑いを連鎖す
る」などのお答えと、亀田さんの現在や過去のエピソードを交えて語られました。


そして、途中からは音楽に関する質問へ。「リズムを保つには?」「ベースがかっこいい曲を教えて下さい」という質問には、亀田さんがベースを持って練習方法やフレーズを演奏して下さいました。「音楽は調和するために生まれてきている」という印象的な言葉と、日々の生活にもつながっていくようなお話が伺え、お客様も聞き入っておられました。

 
最後は、復興支援についての質問に、亀田さんの優しさや思いやりの気持ちが伝わる心に響くお話をお聞かせ下さいました。
会の終わりでは、熊本市長よりお礼の言葉が贈られ、たくさんの拍手の中、イベントが終了しました。

 

| ホームギャラリー | 06:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
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