熊本出身のアーティスト篠塚聖哉さんの作品は、一枚につき5色ほどのオイルパステルを用いて指で描いているそうです。
遠くから近くから、ぜひじっくりご覧ください。指紋の跡もみつかるかもしれません。
画面の上下に設けられた余白と空間の響きあいを感じてみてください。

| ピクニック | 06:05 PM | comments (x) | trackback (x) |

ギャラリーI&IIを締めくくるのは倉山裕昭さんの作品≪on. 7≫。薄暗闇の室内に敷き詰められた鏡を天井から吊り下げられたライトが照らしだします。ライトの光を割れた鏡が反射して壁に描き出す線の連なりは絵画の様。ライトの動きにあわせて壁に映し出された白と黒の線も動きます。



制作中、倉山さんは床に敷き詰めた鏡をご自身で磨きあげ、線を描くように、丁寧に丁寧に鏡を割ってひびを作っていかれました。倉山さんは、この作品をインスタレーションであると同時にドローイング、そして映像でもあるものとして考えていらっしゃるそうです。一つのフォーマットで複数の切り口ができれば、とおっしゃっていました。



さて、コムズカシイ言葉を並べましたが、まずは会場でご覧あれ。見てはじめてなるほどと思うところも多い作品です。中学生以上の方は鏡の上を実際に歩くこともできますから、ぜひ試してみてください。

| ピクニック | 06:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

通常の着物の柄にはありえない基地のフェンス柄が印象的な名護さんの作品には、自身の原風景が反映されているといいます。紅型という表現方法ゆえか、フェンスでさえしんとした空気を醸し出し、一種の懐かしさも感じることができます。纏うことができたらきっとまた違った雰囲気になって素敵だろうな

| ピクニック | 05:50 PM | comments (x) | trackback (x) |

4月29日(火・祝)美術館の1階、びぷれす広場にてミヤザキケンスケさんの公開制作を行います!
“ミヤザキケンスケ公開作品制作「熊本のカオ」”
ミヤザキケンスケさんが熊本の景色・行き交う人々を描き、巨大壁画を公開制作します。時間は、午前10時から午後6時まで。
もちろん、ピクニックあるいは回遊展の会場内にも、ミヤザキケンスケさんの作品も展示中です。写真の背景に写っているのが、今回の出品作品「封刻」です。実際に、見て・体験して・感じてみませんか。

| ピクニック | 05:49 PM | comments (x) | trackback (x) |

アニメーション作家である村井さんのアニメーション映像と、映像に使われている原画を展示しています。春らしいピンクのケースには、動物たちのユーモラスな表情と動きが絵描かれた原画が並んでいます。村井さんのアニメーション映像の特徴の一つが、ご自身で作曲される音楽。意表をつく独特な音楽がさらにピクニック気分を盛り上げます

| ピクニック | 05:47 PM | comments (x) | trackback (x) |
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