奈良美智展の関連イベントとしてワークショップ “「すごい頭部」を紙粘土で作る”を行いました。内容は、展覧会出品のブロンズ作品を鑑賞して「奈良さんを超えるすごい頭部」を作るというものです。
びっくりして髪の毛が逆立った顔や、瞳の大きな猫など、ユニークで表情の豊かな作品が出来上がりました。
今回、崇城大学芸術学部の皆さんにお手伝いいただき、子どもたちもとても楽しく制作していました。
最後は、大きさが1メートルくらいの巨大な頭部をみんなで作りました。

 
出来上がった作品は、奈良展会期の4月14日まで館内で展示中!ぜひご覧ください

| 奈良美智展 | 08:00 PM | comments (x) | trackback (x) |


開催中の「奈良美智 君や 僕に ちょっと似ている」展の入場者数が1万人を突破しました!
記念すべき1万人目となったのは、子連れのお母様ペア。記念品として、奈良美智展のカタログが贈られました。
奈良展のチラシに載っている作品を特に楽しみにご来館されました

| 奈良美智展 | 06:21 PM | comments (x) | trackback (x) |

3.11追悼イベントとして、講演会「ねがいごと、100こ。プロジェクトについて」を開催しました。
講演者は、「ねがいごと、100こ。プロジェクト」主宰で、大阪市鶴見区ミニコミ紙「ローカル通信」代表の吉村大作さんでした。

東日本大震災発生直後に、地元の友人と話したある会話をきっかけに、「自分も何か出来るはずだ」と発起し、被災者の方々の願い事を100個叶えるというプロジェクトを約1年間かけて達成したその現場についてお話くださいました。

津波で亡くなった母親とともにみた夢を叶えるための大学受験用参考書を届けたり、体育館で避難所生活を送る少女に以前持っていたのと同じ目ざまし時計を送ったり、死別や引越しでばらばらになってしまったバスケットボール部に合同試合のセッティングを行ったり、ばらばらに離れ住むことになってしまった塾生たちに、予定されていてキャンセルになっていたディズニーシーへの卒業旅行をプレゼントしたり、といくつかの例をご紹介いただきました。

すべての活動は理解者からの募金や協力で成り立ち、届けに行く交通費は吉村さんの自腹という、全くの手作りのプロジェクトということで、全国のマスコミからも大きく注目を集めたプロジェクトでした。
当時を振り返って、吉村さんは、「仕事をしながらのプロジェクトだったので、今ではもう出来ないが、あの時にやっておいてよかったと思う」と謙虚に語っていました。

ねがいごと、100こ。プロジェクトは、ブログに全活動が記録されています。ご興味のある方、ぜひチェックしてみてくださいね。
http://ameblo.jp/negai-come-true/

| 奈良美智展 | 08:31 PM | comments (x) | trackback (x) |

展覧会企画担当学芸員の冨澤が、奈良美智展の特徴について講演しました。まず、出品作品ほとんどすべてが2011‐2012年に制作された新作であることと、1月27日の作家のアーティストトークからも、展覧会と作品の理解を深めるうえでは、出品作品の制作順が非常に重要であるということ、また、展覧会そのものにおいても、横浜・青森・熊本と連続して行われた会場の展示構成そのものにも、作家の考えの変化の大きな流れが顕現されているという2項目を主軸に論を展開しました。横浜、青森、熊本の各会場風景写真をスライドで紹介し、各館の展示の差異点・共通点、そして最終会場としての熊本展での展開などについては、会場の方々からも非常に興味深く感じられたというご意見をいただきました。

| 奈良美智展 | 05:09 PM | comments (x) | trackback (x) |

1月31日と2月22日に、上通・下通・新市街の商店街の皆様を対象とした、当館閉館後に行う展覧会ナイトツアーを開催しました。開館10周年を無事に迎えた当館ですが、当館の開館時間が各商店街の営業時間と重なるため、なかなか御近所の店舗の方々にご来館いただくことが難しいという悩みがあり、そんな時に九州国立博物館では地元商店街向けのギャラリーツアーがあると聞き、当館も是非行ってみよう、というのが開催のきっかけでした。「店舗が混みあいまして…」と残念そうに当日にキャンセルのご連絡をいただいた方もいらっしゃいましたが、参加いただいた方々は、展覧会担当学芸員のギャラリートーク付で楽しく本展を観覧いただけた様子でした。開催後にご意見をいただきましたが大好評だったため、今後も継続的にこのような取り組みを実施していく予定です。
【参加人数合計28人】

| 奈良美智展 | 10:07 PM | comments (x) | trackback (x) |
前の記事