奈良美智展の関連イベントとして、奈良さんの作品にインスピレーションを受けた手作りチョコをつくるワークショップが開催されました。このワークショップは、小学校高学年〜大人が対象で、男女問わず12名に参加していただきました。参加者の皆さんと奈良展を鑑賞後、作るチョコのイメージを描いた「スゴチョコ設計図」をもとにチョコ作りがスタート

スゴチョコの本体部分に使うチョコは、なんと、水風船を膨らませて模ったもの
器にしたり、ひっくりかえして中にお菓子を詰めたりと思い思いに作っていただきました。










トッピングは、こちらで用意したものの他にも、参加者のみなさんに持ち寄ってもらい、コンペイトウや苺味のクッキー、甘納豆などたくさんのトッピングが集まりました!
 

最後は、完成したスゴチョコと一緒に写真撮影。その場で食べたり、可愛らしくラッピングをして持ち帰ったりして、とても楽しいワークショップとなりました。

| 奈良美智展 | 05:27 PM | comments (x) | trackback (x) |

只今、開催中の奈良美智展では、展覧会に入場して下さった皆さまに「ぬりえ《夜露死苦ガール》」をおひとり1 枚無料配布しております。
この《夜露死苦ガール》のぬりえは、熊本展オリジナルイベントとして奈良美智さんが発案・画像提供をしてくださいました。
展示室の出口横には、色を塗ったり、できあがったぬりえを壁に貼ったりすることができる、ぬりえコーナーが設置されています。

開始時には、壁にところどころ貼られていたぬりえが・・・






現在、たくさんのぬりえで埋まっています!




いろんな《夜露死苦ガール》を見ることができ、とても楽しいです


ぬりえは、奈良展会期の4 月14 日( 日)まで配布しております。
皆さま、どうぞお楽しみください



| 奈良美智展 | 04:50 PM | comments (x) | trackback (x) |

奈良美智展のプレママ&ファミリーツアーを行いました。定員を超える、15組29名の参加をいただき、急きょ二手に分かれて出発です。薄暗いブロンズ彫刻の部屋では、少し怖くなってしまったお友達もいましたが、にぎやかな音楽も鳴る通称‘水戸部屋’に着くころには、みなご機嫌で見ることができ、ツアー終了後ももう一度最初から見る方もいらっしゃいました。ぬり絵にもチャレンジし、美術館での一日を家族で楽しんでいただけたようでした。


| 奈良美智展 | 01:45 PM | comments (x) | trackback (x) |


熊本市現代美術館10周年記念[第4弾]「奈良美智 君や 僕に ちょっと似ている」展が開幕いたしました。

本展では、創作の原点に立ち返って制作された奈良美智さんの絵画やドローイング、初挑戦となるブロンズ彫刻など新作のみを展示しています。
横浜、青森を巡回し、3会場目となる当館では、展示構成もがらっと異なる表情をもっております。

熊本展オリジナルとして、《夜露死苦ガール》ぬりえの無料配布(観覧者につき一人一枚)や、
当館の無料スペース、ホームギャラリーにも奈良さんの作品「山少女」が展示されております。



アーティストトークでは、290人の方にお越しいただき、楽しい時間となりました。
1980年代から現在までの奈良さんが撮りためた15分間の写真のスライドショーから始まり、2011年夏から2012年夏までの期間の「君や 僕に ちょっと似ている」展が始まる前の、1年間の様子を膨大な写真のスライドと、奈良さんご自身の解説によって振り返りました。
地震直後に自宅の小物の数々を手ずから修復した様子から、被災地での鯉のぼりWS、大型の絵画作品がなかなか描けなくて悩んでいた頃、愛知県芸大でのレジデンスの様子と粘土塑像(ブロンズ作品原型)に取り組んだ日々、大型絵画作品が完成していく様子など、出品作品制作の様子を沢山見ることができるトークでした。
会の最後の、粘土塑像に取り組んだ時のお話で印象的だったのは次の一言でした。「地震のショックや悲しみの体験をいいかたちに昇華したいと考えていた、自分の持つ器用さや技巧を取り除いて、体全体を使って粘土と格闘するような感じだった。全体像が全然見えないままで進めていて、ある時に、目や鼻や口やとんがっている髪の毛がみえてきて、その時にぐっとそれを突き詰める感じで作っていった。その後に大きな絵画作品も描けるようになったし、自分のなかで本当に何かのきっかけになった。」

| 奈良美智展 | 06:02 PM | comments (x) | trackback (x) |
  次の記事