熊本市現代美術館　CAMK Blog

5月20日発売の写真雑誌『PHOTO GRAPHICA』（インプレスコミュニケーションズ）のアラーキー特集で、当館で撮影された《母子像》が10ページわたり掲載されます！
アラーキーのインタビューや長島有里枝さん撮影によるポートレートと充実の内容です。

2008年に開催した「荒木経惟　熊本ララバイ」展のために、アラーキーこと荒木経惟さんが熊本で撮影された《母子像》。こちらの作品が、荒木さんのご希望により、1月9日から東京日比谷の高橋コレクションで20点展示されることになりました！
機会がございましたら、是非ご覧ください。

詳しくは、こちら
http://www.takahashi-collection.com/exhi/exhi.html

武蔵小学校学習発表会に行ってきました。

各学年の生徒が総合学習の授業で学習したものを発表するもので、3年生の皆は、1月に行った「荒木経惟　熊本ララバイ」の出張授業をもとに、校区探検をして撮った写真をスライド上映して発表しました。
登下校時や散歩の途中で気になっていた建物や植物などの風景が、子供たちの新鮮な眼差しで切り取られています。

また、スライド上映での発表とは別に、学校の友達や先生と一緒に撮った写真を、皆で切ったり、絵など書き込みしたり、様々なデコレーションを施したものも展示されていました。
子供たちの斬新な表現は、アラーキーも見たら、きっとびっくり。

皆が楽しく写真を撮っている雰囲気まで伝わってくる素敵な発表会でした。

「荒木経惟　熊本ララバイ」閉幕にあたり、クロージング・ツアーを行いました。
熱心に聞いてくださる皆様に、アラーキーをご紹介するのも最期かと思うと寂しいですが、リピーターの方もいらっしゃり、温もりのあるクロージング・ツアーとなりました。

2008年11月1日から始まった「荒木経惟　熊本ララバイ」、無事閉幕を迎えることができました。
ご来場いただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。

全国で写真のワークショップなどを精力的に行っている三橋純予さん（元東京都写真美術館学芸員）を特別講師に迎え、サイアノタイプと呼ばれる160年以上昔にうまれた写真技法を使ってのワークショップを行いました。
科学の実験のように薬品を量って感光液を作るところから始まり、アクセサリーや植物、切り絵などを使ってシルエットをレイアウトし、ハガキや手ぬぐいに感光器や太陽の光で焼きつけました


参加者やスタッフの願いが通じたのか暖かい日差しに恵まれ、外での焼き付けも大成功布や小物が飛んでしまわぬよう風との戦いは大変でしたが、みなさん初めてのサイアノタイプ体験を楽しんでくれたようです。
最後には全員でお気に入りの一枚と記念写真写真の不思議と歴史に触れることのできた楽しい一日となりました