2004年、当館で開催した「生人形と松本喜三郎展」を縁として、今年も、山都町の八朔祭へ、審査を行いに参加してまいりました。

当日の審査員の動きとしては、10時より審査下見を行い、12時に審査員長の選定、14時より本審査を行い、17時に審査結果発表ならびに受賞式を行うという一日がかりのスケジュールです。
今年は、やや曇りがちの天気でしたので、観客の皆様も、体調に影響のでるほどの暑さではなかったので、昨年よりは、楽だったのではないでしょうか。

熊本市現代美術館賞としては、役場の「どぎゃんかせんといかん タイ えびっさん(えびすさん)」に授賞しました。造形の質の高さと、新しい素材(トウモロコシの皮)を使用した点を評価しました。

今年の金賞は下市連合組の「聖火 万里を駆ける 関羽と臥竜 北京五輪制覇(関羽と臥竜)」。下市連合組は昨年に引き続いての金賞受賞でした。身振りなどの造作とあわせて、衣服のこまやかな表現や、色使いが見事でした。




| 生人形 | 05:19 PM | comments (x) | trackback (x) |