詩、童話「不機嫌な猿」、絵本「ばぁばとちゃーちゃ」、短編「天草」などバリエーション豊かな朗読会となりました。今月のテーマは「猿(申)」、飛び入り1名を含む7名に力作を披露していただきました。
「猿真似」「猿知恵」「猿芝居」などあまり芳しくない言い回しの言葉で使われることもある「猿」ですが、元は同じ祖先をもつ猿とヒト。他人を小ばかにしたりする自分(ヒト)の姿に自戒の念を込め詩が詠まれたり、「去る者を追わず」「招かれざる」など韻を踏んで言葉遊びをする作品もありました。
童話「不機嫌な猿」は「犬猿の仲」をモチーフに、飼い主に従順な犬とそんな犬を馬鹿にして自由を謳歌する猿が登場しました。空に浮かぶ三日月を「熊の爪のような月」と表現するなど、独特な言葉遣いが印象的な物語でした。また、絵本「ばぁばとちゃーちゃ」は以前の朗読会でも披露された詩でしたが、今回は手作り絵本として披露されました。



第148回詩の朗読会は、3月24日(木)に開催します。テーマは「アルバム」です。

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