「日本ヌード美術史〜春画からアラーキーまで」と題して神戸大学大学院准教授宮下規久朗氏による講演会が開催されました。
イタリアバロック美術から刺青、ヌードまで幅広い研究で知られる宮下氏。「ヌード」という言葉の特殊性(クラークもいうように「nude」と「naked」は違うのです!)から始まり、西洋の裸体観と東洋や日本の裸体観の相違を解きあかしていきます。春画をはじめ刺青、写真にまで及ぶ日本の身体表現、身体観の分析はとても面白くわくわくしました。荒木経惟作品のなかには、浮世絵的、春画的ともいえる日本的な裸体表現の特徴があるとのこと。そして、そこには写真家の生活やプライバシーも入り込んでいるなど、荒木作品の私写真性についてのお話もありました。
ユーモアも交えたお話に、多くの人が聞き入っていました。

| 荒木経惟展 | 06:03 PM | comments (x) | trackback (x) |

荒木経惟が自身の作品について語るアーティスト・トークを行いました。人、人、人であふれる会場に、両手を挙げて登場した荒木氏に大きな拍手と声援が飛び交いますそのまま荒木氏と一緒に会場内へ。撮影背景の生の声を聞きながら、みなさんうなずいたり笑ったりしながらめぐる賑やかな会となりました
今回の目玉である『母子像』を展示した会場では「幸せの頂点を撮れた」と、荒木さんから嬉しいお言葉も戴きました。

| 荒木経惟展 | 06:46 PM | comments (x) | trackback (x) |

「荒木経惟 熊本ララバイ」展がついに開幕いたしました。
日本国内においては、東京以外での初の本格的な個展となる今展覧会では、常に時代の最先端を走り続けてきた写真家・荒木経惟の軌跡を一挙にご紹介します。
開幕に先立ち行われた開会式後の内覧会では、《母子像》シリーズのモデルとなって頂いた母子の皆さんと再会された荒木さんが「大きくなったねえ」と赤ちゃんをあやす姿も…。大盛況の晴れやかな開幕となりました。

| 荒木経惟展 | 06:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

TSUTAYA書店 熊本三年坂と同じカリーノ下通1Fにあるイタリアン・カフェ「モリコーネ」にて、『荒木経惟 熊本ララバイ』展を記念して、アラーキースペシャルドリンクがメニューに登場します。10/21〜11/10までの期間限定です。このアラーキーの似顔絵入りカプチーノをご注文頂いた方は、当展の招待券やカタログ、ニャラーキーストラップなどの景品が当たるくじ引きにチャレンジできます。ぜひ、おいしい午後のひとときを楽しみに行ってみてくださいね


| 荒木経惟展 | 08:49 PM | comments (x) | trackback (x) |

今週火曜日発売の週刊朝日10/24号に、『荒木経惟 熊本ララバイ』展出品作品《母子像》シリーズの特集記事「生まれてバンザイ−アラーキーが撮る現代の聖母子像」が掲載されています。この《母子像》シリーズは、2007年以降に生まれた赤ちゃんとお母さんを、本年6月にアラーキーが熊本で撮影したシリーズです。被写体となったお母さんたちの声なども掲載されていますので、書店に行かれた際はぜひ手に取ってみてくださいね。


| 荒木経惟展 | 02:41 PM | comments (x) | trackback (x) |
前の記事   次の記事