当館で活躍しているピアノボランティアさん4名による、春のピアノコンサートを開催しました。
「コンソレーション第二番」や「愛の夢」、「子犬のワルツ」などのクラシックの名曲は気持ちを華やかにさせてくれ、CMで一躍有名になった「海の声」や唱歌の定番「故郷」では会場中がしみじみとした雰囲気に包まれました。



当館では、ホームギャラリーにて毎晩19時から30分間、ピアノボランティアさんによる生演奏をお楽しみいただけます。※休館日を除く
どうぞお気軽に足をお運びください。

| ミュージック・ウェーブ | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

日本のボサノバ界の第一人者である小野リサさんをお迎えした「小野リサ復興支援コンサート」がホームギャラリーで開催されました。
会場には、開演前からたくさんの方がお集まり下さいました。
この復興支援コンサートは、KBC(クマモトボッサ&ジャズクラブ)によるプロジェクトで、小野さんにぜひ熊本へ来てほしい!というメッセージに、小野さんの想いが重なり実現しました。

コンサートは、林正樹さん(ピアノ)、Andy Bevanさん(フルート、サックス)が加わった3人編成で「黄昏のビギン」から始まりました。
小野さんの歌声に、ほっと安らぐような気持ちに包まれ、歌詞が心の中に入っていきます。
曲は、「赤坂の夜は更けて」や「恋のバカンス」などに続いて、中盤は、小野さんのMCから「音楽の旅」が始まりました。
イタリアやアメリカ、そして、ブラジルの曲などのメドレーを聴きながら、ピアノ、フルート、サックスの音色がとても心地よく耳に響きました。

最後の曲が終わると、たくさんの拍手が3人へ贈られ、主催者よりお礼の言葉とくまモンのぬいぐるみなどがプレゼントされました。



会場を出られた後も拍手は鳴りやまず、アンコールにお応え下さいました!
「いのちの歌」では希望にあふれるような演奏を、
「イパネマの娘」では、伸びやかで、囁き、弾むような小野さんの素敵な歌声に心が癒されました。
笑顔で楽しむ人や涙ぐむお客さんの姿もあり、音楽が日常生活の中で、心に寄り添っていることを体感するようなコンサートとなりました。



主催:KBCプロジェクト クマモトボッサ&ジャズクラブ
協賛:くまもと音楽復興支援100人委員会

| ミュージック・ウェーブ | 06:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

ストリート・アート・プレックスの一年間を締めくくる「EXTRAVAGANZA2016」が開催されました。音楽、ダンス、演劇など多様なアートパフォーマンスを一度に楽しめるイベントです。
現代美術館会場では2組が出演しました。

アメリカで長年に渡りジャズピアニストとして活躍をされてきた、熊本出身のNobuko Utterbackさん率いる「Nobuko Utterback Trio」。
美しいバラードから、時にロックを混ぜたジャズを披露されました。曲目は、映画「スパルタカス」「ローマの休日」「ロビンとマリアン」のテーマなどから。
違う作曲家のアレンジで2曲続けての演奏は、同じ曲なのに、まったく違う曲に聴こえる面白さを感じました。


2組目は、フラメンコギタリストの俵栄三さん。
1曲目に会場にいらしていたご友人らとともにコラボレーションし、会場を楽しませてくれました。
俵さんは、スペインに住まわれていた時のエピソードも交えながら、「苦悩」や「歓喜」を表わしたジプシーの音楽を演奏されました。心の奥に入り込んで奏でられたギターの音色に、お客様も静かに聞き入っておられました。
その他にも、日本の童謡「七つの子」の演奏も心に沁みました。


| ミュージック・ウェーブ | 06:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

当館の共催事業として、大江千里さんによるピアノコンサートが行われました。30分の短い開催時間にも関わらず、ホームギャラリーから溢れるほどの人で賑わいました。



サザエさんのエンディングテーマなど耳馴染みのある曲のジャズアレンジや、熊本を想って書き下ろした「KUMAMOTO」などを披露していただきました。演奏する姿が祈るようでとても印象的で、しっとりとした演奏に皆さん聞き入っていました。うってかわってMCでは、ユーモアのある語り口で場を和ませ、ピアノとトークで楽しませてくれました。



また、大江さんはMCの中で、主催側からの熱のこもったオファーが、この企画のきっかけとなり、今後も続いていきそうだと語っていました。最後には「元気でね!」と旧友のように挨拶され、盛況のうちにイベントは終了しました。

主催:note(株式会社ピースオブケイク)

| ミュージック・ウェーブ | 05:00 PM | comments (0) | trackback (5) |

ストリート・アートプレックスのGreat Composer Memorial Seriesより、「J.S.バッハ」の命日を記念したコンサートが開催されました。
今回は大人から子どもまで11組が出演。小学低学年のお子さんも、ピアノの複雑な手の動きを丁寧に、綺麗な音色を聴かせてくれました。

コンサートでは『シチリアーナ』や『アヴェ・マリア』などの名曲を、ピアノをはじめ、フルートやチェロの弦楽器で彩られ、
「大フーガ」に歌詞をつけた『頑張ろうよ熊本』では、歌詞の中の「大好き熊本」にそれぞれの人が自分の中の“熊本”を重ねあわせたのではないでしょうか。

今回のゲスト出演は、ピアニストの吉田秀晃さん。
第6番まである『パルティータ』はバッハの曲の中でも明るい雰囲気を持つ第1番を披露。
曲の解説とバッハへの思いを語って演奏をして下さいました♪



| ミュージック・ウェーブ | 08:00 PM | comments (x) | trackback (x) |
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