細川藩の時代より、武士や粋人に愛されてきた肥後象眼。刀のつばや文箱、アクセサリーなど、その用途は多岐にわたります。
 日比野がこの肥後象眼の伝統工芸士、白木良明さんに依頼したのは、朝顔の「種」の象眼です。地金そのもので造形を行うのも、7mm以下という小さなサイズに象眼をするのも、その歴史はじまって以来のことだといいます。
 その小さくも存在感のある、未来への「種」は、どんな芽をだしていってくれるのでしょうか。

※種象眼は購入することができます。詳しくは当館ミュージアムショップまでお問い合せください。

| 日比野克彦展 | 10:01 AM | comments (x) | trackback (x) |