2010年に県下の公立美術館5館で共同開催した「坂本善三展」をきっかけに作られた、学芸員の研究グループ「グレーの会」の研修会を行いました。(「グレーの会」の名称は、「グレーの画家」と呼ばれた坂本善三に由来しています)

熊本県立美術館、坂本善三美術館、不知火美術館、つなぎ美術館、そして当館と、県下の北から南まで、立地も学芸員数も様々な館同士ですが、各館の悩みや活動のアイデアを共有したり、共通の研究テーマを考えるような取り組みを継続しています。

今回は、県美で開催中の「大原美術館展」にあわせて来熊された柳沢課長に同館の活動全般のレクチャーをしていただき、その後、「美術館のミッション見直し」「友の会の在り方」、また「熊本の近代作家をテーマにした連携展の方向性」などについて議論が行われました。



| - | 10:32 PM | comments (x) | trackback (x) |