4月29日は、電車通りを歩行者天国にして行われた『くまもと城下まつり』にあわせて、現在開催中の展覧会『祝祭と祈りのテキスタイル』展を無料で開放しました。当日は、美術館に2,882名のお客さまが立ち寄って下さいました。
また、展覧会にも2,249名の方が入場、齋藤芽生さんのおみくじには長い行列ができました。

| 祝祭と祈りのテキスタイル展 | 09:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

開幕2日目のイベントとして、幟旗研究家で本展に出品されている江戸の幟旗や筒描きのコレクターでもある北村勝史(きたむら・よしちか)さんを講師に招いての記念講演会を開催いたしました。

「江戸の幟旗」というタイトルの付けられたこの講演会では、北村さんと幟旗との出会いや収集への決意、また、幟旗とそこに描かれたモチーフに込められた民衆の祈りや願いについてなど内容は多岐に渡りました。
北村さんの幟旗に対する熱い想いと愛情がひしひしと感じられたこの1時間半、質疑応答でもたくさんの質問があがり、また、終了後には北村さんの周りに観客の方が集まってお話しをされるなど、講演会は大盛況の内に幕を閉じることができました。
本展には、北村さんのコレクションより江戸〜明治期の幟旗54点と暖簾や祭幕など9点の合わせて63点を出品いただいています。
幟旗研究において草分け的な存在である北村さんのコレクションを熊本で見ることのできる数少ないチャンスです!この機会にどうぞご覧ください。

| 祝祭と祈りのテキスタイル展 | 06:40 PM | comments (x) | trackback (x) |

「祝祭と祈りのテキスタイル」展が本日よりいよいよ開幕です!
初日の今日は、出品作家である手塚愛子さん、齋藤芽生さんをゲストに迎えてのアーティスト・トークが開催されました。現在、日本の若手作家の中でも特に期待されているお二人ということで、たくさんの観客の方がいらっしゃいました。当館館長の桜井が聞き手となり始まったトークでは、制作に対する思いや本展に出品しての感想、今後の制作や展覧会についてなど作家自らの言葉で語られる秘話に夢中で聞き入るあっという間の1時間半でした。

本展には、2009年に東京都庭園美術館で発表された手塚さんの《落ちる絵》、また、齋藤さんの花輪を描いたシリーズや《毒花図艦》などの作品が出品されています。
「祝祭と祈りのテキスタイル」という展覧会名に相応しい華やかさと緊張感を持ったこれらの作品にどうぞ会いにいらしてくださいね。

| 祝祭と祈りのテキスタイル展 | 06:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

展覧会開幕を明日に控えた4月9日、「祝祭と祈りのテキスタイル」展記者発表及び開会式が行われました。

お昼に行われた記者発表では、なかなか見る機会のない大漁旗や舟、江戸の幟旗に記者の方も興味津津。また、現代作家のコーナーでは手塚さん・齋藤さんのお二人へ直接お話しを聞くことのできる機会とあって、様々な質問が飛び交いました。











また、夕方からはオープニングセレモニーが開催され、開会式後に行われる内覧会では、多くの方に展覧会をご鑑賞いただきました。総作品数280点という布を素材とした多種多様な表現に、皆さんじっくりと作品を向き合いながら時々感嘆の声を上げられているのが印象的でした。



展覧会は明日4月10日(土)から6月13日(日)まで開催されます。
会期中はさまざまなイベントを行いますので、そちらもどうぞお楽しみください。

| 祝祭と祈りのテキスタイル展 | 08:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

展覧会オープンを間近に控え、美術館では急ピッチで「祝祭と祈りのテキスタイル」展展示作業が進められています。
入場してすぐにある大漁旗ブースや、続いての江戸の幟旗なども着々とその全貌を表し始めました。









また、出品作家である手塚愛子さん、齋藤芽生さん、ひびのこづえさんも来館し、後半の<アートとテキスタイル>の展示も完成に向かっています。
会場内はどんどん祝祭のムードが盛り上がっておりオープンするのがとても楽しみです!

| 祝祭と祈りのテキスタイル展 | 10:31 AM | comments (x) | trackback (x) |
前の記事   次の記事