サイコアナリシス −現代オーストリアの眼差し−

サイコアナリシス
−現代オーストリアの眼差し−


 展覧会情報

展覧会期:
2010年9月18日(土)〜11月28日(日)

休館日:
火曜日、ただし11月23日(火・祝)は開館し、翌日休館
開館時間:
10:00〜20:00
(展覧会入場は19:30まで)

観覧料:
一般1000(800)円、高・大学生500(400)円、小・中学生300(200)円、熊本、福岡、鹿児島市内小・中学生は無料(名札など証明できるものをお持ち下さい。)
( )内は前売り及び20名以上の団体料金、ただし、小・中学生は団体割引のみで前売りはありません。身体障害者手帳等をお持ちの方、または熊本、福岡、鹿児島市民で65才以上の方は割引があります。
*上記の観覧料は同時開催の「古屋誠一 メモワール.」展との共通料金で単券はありません。
*開館8周年記念として10月11日(月・祝)は入場無料
会場:
熊本市現代美術館 企画展示室T
主催:
熊本市、熊本市美術文化振興財団、熊本日日新聞社、熊本朝日放送
共催:
オーストリア教育芸術文化省
後援:
オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム、熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、NHK熊本放送局、エフエム熊本、FM791、JCN熊本
ゲストキュレーター:
古屋誠一、ヴァルター・ザイデル Walter Seidl
共同企画:
財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
お問い合わせ:
熊本市現代美術館
TEL:096-278-7500
FAX:096-359-7892
http://www.camk.or.jp
 

「サイコアナリシス:現代オーストリアの眼差し」展は、現代オーストリアの写真と映像表現の魅力を「身体と建築」をテーマに紹介するものです。
ウィーンを含む、世界各国で変容と拡大を続ける大都市、その都市を構成する建築物、そして都市で暮らす人々の関係は一様ではなく、それぞれの地域の物語と歴史をはらみ、独特の色彩を放っています。
本展の出品作家である6名と1グループのオーストリア出身のアーティストたちが、みずからのまわりにある建築と人間の関係を作品に取り上げた作品群には、不思議なことに、そこで生きる人々の内面世界へと踏み込む表現が多くみられます。
出品アーティストたちの多くは、ロンドンやロスアンジェルスなど、ウィーン以外にも住居を持ち、都市間をまたいで生活することで、各都市文化を相対的にながめる視点を獲得し、それを作品に反映しています。アーティストたちのこのような自由な視点は、日本の現代美術にとっても示唆に富むものとなるでしょう。
また、この展覧会には、古屋誠一が企画者の一員として関わっており、オーストリアの写真芸術の興隆に多面的に関わるアクティヴィストとしての古屋の一側面もあわせて紹介するものです。

出品作家
ビッター/ヴェーバー Bitter&Weber、マリア・ハーネンカンプ Maria Hahnenkamp、ウルズラ・マイヤー Ursula Mayer、マルクス・シンヴァルト Markus Schinwald、アグライア・コンラート Aglaia Konrad、アンドレア・ヴィッツマン Andrea Witzman、ドリット・マーグライター Dorit Margreiter
作品紹介

ウルズラ・マイヤー≪堕ちた皇帝≫2003年

ドリット・マーグライター≪アンジェロ・ヴュー・ドライブ(前編)≫2004年

アンドレア・ヴィッツマン≪オット&オットカー≫2008年、2点組

アンドレア・ヴィッツマン≪オット&オットカー≫2008年、2点組

アグライア・コンラート≪コンクリートとサンプルT、ウォトルーバ ウィーン≫2009年

会期中共通イベント(「古屋誠一 メモワール.」展と共通)
関連講演会「サイコアナリシス 現代オーストリアの眼差し」
展覧会企画者としての目線から、現代オーストリアの写真芸術の最先端をお伝えします。
(逐次通訳あり)
■講師 ヴァルター・サイデル(サイコアナリシス展キュレーター)
■日時 9月18日(土)14:00〜
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

関連講演会
ウィーンのアルベルティーナ美術館で古屋の個展を企画するなど、古屋を最もよく知る研究者としての目線から、古屋とオーストリア写真芸術との関係についてご紹介します。
(逐次通訳あり)
■講師 モニカ・ファーバー(アルベルティーナ美術館写真部門チーフキュレーター)
■日時 9月19日(日)14:00〜
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

関連講演会「古屋誠一展とサイコアナリシス展の開催について」
両展覧会企画者としての目線から、古屋誠一の多面的な魅力についてご紹介します。
■講師 冨澤治子(当館学芸員・両展企画者)
■日時 10月23日(土)14:00〜
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

写真ワークショップ
「ポストカードサイズの小物をつくろう」ブループリント(青写真)と呼ばれる160年以上前に生まれた古い写真の技法を使うワークショップです。開催中の展覧会のガイド付きです。
■日時 10月30日(土)13:00〜17:00
■場所 キッズファクトリー
■参加費 展覧会入場券+300円
■対象 小学生以上
■定員 10名(要事前申し込み)

開館8周年記念講演会「規範への回帰〜「近代」の混沌からの中国現代美術」
アジアンホリデー in くまもと関連事業として、当館の前インターナショナル・アドバイザーが中国の現代美術の現状を紹介します。
(逐次通訳あり)
■講師 キャロル・ルー・インホア(キュレーター、美術評論家 北京在住)
■日時 10月10日(日)14:00〜15:30
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

第8回お話し玉手箱LIVE
三浦哲郎「メリーゴーラウンド」、オスカー・ワイルド「幸福の王子」の朗読会を行います。
■朗読 本田史郎・福島絵美(RKKアナウンサー)
■日時 10月24日(日)14:00〜14:45
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

詩の朗読会
自作の詩の朗読会で、飛び入り参加も自由です。詩作にご興味のある方、ぜひご参加ください。
■日にち 9月24日(金)テーマ「トラ(虎・寅)」
10月28日(木)テーマ「写真(まなざし)」
11月25日(木)テーマ「風物詩」
■時間 18:00〜18:55
■場所 ホームギャラリー
■料金 無料

読みがたり
美術館ボランティアによる絵本や紙芝居の読みがたりです。親子でお楽しみください。
■日にち 9月18日(土)、10月16日(土)、11月20日(土)
■時間 11:30〜12:00
■場所 キッズサロン
■料金 無料

プレママ&ファミリー・ツアー
0〜6歳の子供と大人の組み合わせ、また、妊娠中の女性とその家族や友人の皆さんと一緒に展覧会を楽しみましょう。大人は展覧会チケットが必要です。定員7組(要事前申し込み)
■日時 11月13日(土)10:30〜11:30
■場所 展覧会場内
■料金 要展覧会チケット

ギャラリー・トーク
学芸員が作品解説を行ないます。展覧会チケットをお持ちの上、入口にお集まりください。
■日時 会期中の土日祝の15:00〜15:30
■料金 要展覧会チケット
*ただし、イベント等開催日の9月18日、19日、10月10日、11日、23日、30日、11月14日は実施いたしません。
上映会・コンサート
月曜ロードショー
毎週月曜日の午後のひとときを、美術館で映画を楽しみませんか。
■日時 14:00〜、18:00〜の2回上映
■場所 アートロフト
■料金 入場無料
各内容は月曜ロードショーのページでご案内しています。

ミュージックウェーブ
■場所 ホームギャラリーまたはアートロフト
■料金 入場無料
各内容はミュージック・ウェーブのページでご案内しています。

ホームギャラリー・コンサート
毎日午後7時から、ホームギャラリーにて、ピアノボランティアによる演奏を開催しています。
 
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