166回 詩の朗読会
今回は2本立てで、前半はおひとりに30分間じっくり朗読していただき、
後半は、今月のテーマ「未来」に基づき、詩作を発表しました。 30分間の朗読は、今回が初めての試みです。 甲斐ゆみこさんが7作品を朗読しました。 甲斐さんが、言葉のひとつひとつをとても大切にしていること、 過去の思い出が、長い時間を経て詩作へと昇華されていくことなど、 作品ごとのコメントも大変興味深く、あっという間の30分でした。 後半は7名が詩作を発表しました。 「自分の不在」と「未来」が同列であったり、 「未来は過去のものになる」と時間と歴史の観点から考えたり、 また、「未来にたどりつくのは、私でない私」という、 自身の変化に未来があるなど、 作品にそれぞれの「未来」への考えが浮かび上がりました。 次回は、12月24日(日)17時からの開催です。 テーマは「熊本城」。 同時開催で、熊本ゆかりの詩人による詩作からの朗読が行われます。 ぜひ皆様、足をお運びください。 |