熊本聾学校で中学部2年生と高等部1年生の方とともにアートプログラムを行いました。



今回は7月に行った現代美術家、今田淳子さんによる「土で表現しよう」の2回目。まずは、前回つくった作品が、焼成後どのようなものになっているか、それをどのように受け止めるかということについて、今田さんが話します。

今田さんから出てきたのは、「他の可能性」「アレンジ」という言葉。自分のイメージとは異なるものと出会える幸運、その偶然の楽しさについて伝えます。そして作業部屋に用意された、板や布などの材料や電動のこぎり、グルーガンといった道具を紹介しながら、軽く実演。
今田さんの伝えたいことを汲み取った生徒たちは、早速作業にとりかかります。







ベースとなる板を選び、自分の陶芸作品をあれこれ並べてみて、配置を考えます。布や綿といった素材を合わせたり、イベントカラーで着色したり、アレンジし続けていきます。

そうして授業時間いっぱいを使い切り、最初の陶芸作品一つから、豊かな可能性が広がった作品の数々が出来上がりました!



| ワークショップ | 06:14 PM | comments (x) | trackback (x) |