Jazz Openは今年で15回目を数える九州最大規模の路上ジャズフェスティバル。九州を中心に、韓国や東京・大阪など様々な地域からジャズミュージシャンが一堂に会し、熊本市街地の路上数ヶ所で演奏が繰り広げられます。

現代美術館会場で演奏していただいたのは、豊田隆博Trio + 藤本直子。豊田隆博(pf)、村上明(bs)、吉村健秀(Drms)のベテラントリオに藤本直子(vo)が加わり、パワフルな演奏で魅了しました。
まずは、トリオのみの演奏からスタート。軽やかで疾走感のある曲に始まり、ラテンのリズムで会場を盛り上げると、朝の爽やかさを感じさせる曲へと向かいます。さらに、ボーカルの藤本さんが加わると、ロマンチックなバラードや、のびのある歌声を生かした力強い曲へに移りかわりました。
演奏曲は、「Central Park West」「On The Sunny Side of The Street」「Caraven」「LOVE」「Sterdust」など。曲調の違うナンバーをうまく組み合わせて、2回目のステージでも曲目を変え、エネルギッシュな演奏で私たちを楽しませてくれました。



会場は、リハーサルのときから楽しみにしていたお客さんでひしめき合い、明るい曲調の「LOVE」では、手拍子も飛び出しました。それぞれに膝を揺らしたり、リズムに合わせて体を動かしながら、熟練された演奏を堪能しておられました。

| ミュージック・ウェーブ | 05:45 PM | comments (x) | trackback (x) |