見慣れた体育館が虹の世界に一変する「レインボーマン・ワークショップ」を、麻生田小学校にて実施しました。講師はレインボーマンこと、レインボー岡山さん。

麻生田小の5年生は、事前にレインボーマンとの手紙交換をおこなっており、どんな虹の世界を作りたいか絵に描いてもらっていました。今回、星と雲を絵にした児童が多かったとのこと。これらの絵をもとに、レインボーマンが設計図を作りました。前日はPTAの皆さんと下準備。7色のスズランテープを体育館に張り巡らせ、星と雲のアウトラインを作っておきます。


中央には虹色の大きな星、その周りには天から降り注ぐ虹の光線と、真っ白な風船で作るふわふわの雲です。

当日、7色ごとのグループになった児童たちは、担当の色のテープで虹の光線を張っていきます。またお父さんお母さんと一緒に風船を膨らませて、光線にくくりつけたり、虹や雲になるよう並べていったりしました。一人一人の作業は小さなものですが、児童と保護者の100人以上でとりかかることで、広い体育館に壮大なレインボーワールドを作っていくことが出来ます。




 



仕上げに点灯したエッグライトを、児童一人一人が好きなところに並べていきます。
体育館の照明が落ちると…


「夜の虹」の世界!!

その美しさに子供だけでなく大人たちも思わず歓声を上げてしまいます。
暗幕を一部開けて光を入れると「昼の虹」に。光の力の大きさにも気づかされますね。




あらかじめ作っておいた虹のペンダントは、中央の穴に偏光板を張り付けて完成です。そこから覗くと世界が虹だらけになりました。



ワークショップの後には他の学年も体育館を見に来てくれました。どの子もいつもの体育館が虹の世界になっていて大はしゃぎ。みんなで作る特別な空間アートに、大人も子供も楽しそうに取り組んでいました。



                                【参加人数 130人】

| ワークショップ | 01:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

上通まちなかゼミナール(通称:上通まちゼミ)とは、上通商店街にあるお店の人が講師となって、専門店ならではの知識や情報・コツなどを教えてくれるというイベントです。
(詳しくはこちら→https://www.facebook.com/kuma.kamizemi/

5回目となる今回、現代美術館も初めてまちゼミの実施店舗として参加し、ただいま開催中の「誉のくまもと展」を企画担当学芸員の解説とともにじっくりと鑑賞する「ゆっくりギャラリーツアー」を開催しました。



普段、展覧会期中の日曜に行っているギャラリーツアーは30〜40分ほどなので「もっと作品の解説を詳しく聞きたかった!」というお声をいただくこともあるのですが、このゆっくりギャラリーツアーの開催時間はなんと1時間。

誉のくまもと展は、国内はもとより世界で活躍するすばらしいアーティストの方々にお願いして制作していただいた「コミッションワーク」を数多く展示していますが、いつものギャラリーツアーでは時間の都合上なかなかお話しすることができなかった作品制作の裏側や、作家さんとのエピソードがふんだんに盛り込まれた贅沢なツアーとなりました。





参加者のみなさんは学芸員の解説に深く頷きながら、ときにメモをとるなどしてとても熱心に聴いていらっしゃいました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

| 誉のくまもと展 | 10:00 AM | comments (x) | trackback (x) |