誉のくまもと展、オープニングアーティストトークとして、現代美術家の宮島達男さん、写真家の石内都さん、写真家の石川直樹さんに「写真で表現することについて」というテーマのもとお話いただきました。

はじめにスライドをみながら、それぞれの最近の個展や活動などを紹介。続いて、アーティストを志すようになったきっかけ、代表作や新作についてなど様々に興味深いお話をしていただきました。

本展をきっかけに、初めてじっくりと対話した3人(宮島さんと石内さんは初対面)でしたが、作品展示のための数日間を通じて親しく気持ちが通じ合ったようで、来場者質問後に行った3人でのフリートークでは、丁々発止のやりとりで盛り上がり、笑い声の絶えない時間となりました。



| 誉のくまもと展 | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |

開館15周年を記念した企画展「誉のくまもと展」が開幕しました。
本展には国際的に活躍する現代美術家や写真家、イラストレーターなど14名と1グループが参加し、総出品点数約140点の内容です。
うち、5名のアーティスト達が「熊本城」や「生人形」、「肥後六花」、「石牟礼道子」など「熊本ならではのテーマのもとコミッションワークに取り組みました。本展で最新作として初公開します。
また、当館は開館より生人形研究を継続してまいりましたが、本展では「市民文化に寄り添う生人形」をテーマに新発見の作品・資料をご紹介しています。
さらに本展は、私たちの生活や価値観を大きく変化させた熊本地震のみに留まらず、全国で頻発する災害、「広島」「水俣」「3.11」を一人の人間としてどのように向き合うのかを、現代美術家たちの作品を通じて見つめなおす内容です。
ぜひ皆様ご来館ください。

出品作家:石内都、石川直樹、稲原豊命、今田淳子、江島栄次郎、大串誠寿、鈴木淳、瀧下和之、寺田克也、長尾紀壽、秀島由己男、平田郷陽、深浦春・小川マス・中島千壽、宮島達男、安本亀八

コミッションワークに取り組んだ写真家石川直樹さん


熊本出身・在住の写真家稲原豊命さん


現代美術家宮島達男さん


コミッションワークに取り組んだ写真家石内都さん


コミッションワークに取り組んだ熊本出身・在住の現代美術家今田淳子さん


| 誉のくまもと展 | 09:30 AM | comments (x) | trackback (x) |