「だまし絵王エッシャーの挑戦状」展で新作を発表された早川直己さんと藤木淳さんによるアーティスト・トークを開催しました。

早川さんは、出展作品の《メタモルフォーゼ アルハンブラ》について、制作のきっかけや方法、その意図をお話ししてくれました。
《メタモルフォーゼ アルハンブラ》は、コンピューターに入れた数式によって生み出された映像・サウンドによる作品。
「美しい数式は美しい形を生み出す」、「数学が苦手な人でも音楽に変換すると、数学的構造を感情として感じることができる」など、数学と美術の関係を明快な言葉で語ってくれました。





藤木さんは、《OLE Coordinate System》、《MAN of figure-ground》などの会場で体験できるプログラムを始め、これまでの試みをスライドや動画を交えて紹介してくれました。
最後は、藤木さんの考えるエッシャーとのつながり、「原理」と「媒体」について語られトークが締めくくられました。

| だまし絵王エッシャーの挑戦状 | 02:00 PM | comments (x) | trackback (x) |